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【社会】

ベイエリアでライトアップ 新年度から2橋ずつ整備

 高層マンションや倉庫などが並ぶ東京都港区芝浦、港南の埋め立て地が、夜間に光に照らされた橋を散策できるおしゃれなベイエリアに変身する。二〇二〇年東京五輪・パラリンピックに向け、港区は一八年度から運河に架かる橋のライトアップに乗り出す。毎年二橋ずつ整備し、ランドマークのレインボーブリッジにつながる区道など一帯の橋で点灯を進める。 (松村裕子)

 通年でライトアップしているレインボーブリッジまでの「光のロード」がテーマ。レインボーブリッジや東京タワー、海外では日仏交流百五十年記念のセーヌ川のライトアップを担当した世界的な照明デザイナー石井幹子(もとこ)さんが、統一感のあるデザインを手掛ける。橋げたや欄干に発光ダイオード(LED)を取り付け、季節や場所によって色を変える。光を映した水面も楽しめるようにする。

 区は計十九橋のライトアップを目指しており、初年度は新芝橋(芝浦)と御楯(みたて)橋(港南)を予定。一八年秋までに工事を済ませ、九月末か十月初めに行われる芝浦の運河まつりに花を添える。一九年度は渚(なぎさ)橋(芝浦)、汐彩(しおさい)橋(同)で整備し、新芝橋を含め、JR田町駅とレインボーブリッジを結ぶ道にある三つの橋すべてをライトアップし「光のロード」を演出する計画だ。

 二〇年度以降は船が通る芝浦運河に架かる橋で、船上から光のトンネルに見えるようにする。

 毎晩、夜零時まで点灯。ライトアップにあわせたイベントも検討する。必要な電気の一部はソーラーパネルを設置して賄う。費用は、都の補助金や一八年度から始めるふるさと納税の寄付金を活用する。

 区の担当者は「国際観光文化都市として、ライトアップをきっかけに運河の魅力をアップさせ、国内外から観光客を呼び込みたい」と話す。

◆水辺の暮らし 魅力を

<ライトアップのデザインを担当する石井幹子さんの話> 船が通るとライトの色が変わるなど演出性を高め、新しい東京の名所ができればと思う。東京タワーとレインボーブリッジの二つの大きなランドマークの足元に、楽しい小さいランドマークをつくり、住んでいる人にとっても水辺の暮らしに魅力が出るといい。

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