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【社会】

窓落下の小学校で避難訓練 普天間 上空には米軍ヘリ

沖縄県宜野湾市立普天間第二小の運動場で行われた避難訓練の合間に、敷地周辺上空を飛行する米軍ヘリ=18日

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 米軍の大型輸送ヘリコプターの窓落下事故が起きた沖縄県宜野湾(ぎのわん)市立普天間(ふてんま)第二小の運動場で十八日、隣接する米軍普天間飛行場のヘリの接近を想定した児童の避難訓練が行われた。事故後、閉鎖が続く運動場の使用は初めて。数日かけてクラス単位で全校児童を対象に行い、運動場を再開できるか判断する。

 窓落下時と同様に体育の授業中に、教師と共に防衛省沖縄防衛局の監視員が、児童を運動場から校舎などの建物に誘導。監視員が「逃げてください」と拡声器で呼び掛けると、児童たちが小走りで避難した。訓練の合間にも敷地周辺上空を大型の米軍ヘリが飛び交った。訓練は非公開で、一年生の一クラスから始め、今月末までに、休み時間に運動場で遊んでいる際を想定した訓練も行う。同小の児童数は約六百四十人。

 事故後、米軍は学校上空を最大限飛ばないと表明。しかし同小などは上空の飛行禁止を求めている。

 訓練を視察した市教育委員会の加納貢指導課長は記者団に「ありえない事態だ。子どもたちが通常の授業を受けられず(運動場を再開しても)常に上空を気にしながらの体育の授業となり遺憾に思う」と話した。

 沖縄防衛局は、同小に上空監視カメラ四台を設置し運動場に複数の監視員を配置した。

 

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