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【社会】

自殺者 8年連続減少 17年、2万1000人

 昨年一年間の全国の自殺者は前年より七百五十七人少ない二万一千百四十人で、八年連続で減少したことが十九日、警察庁の集計(速報値)で分かった。減少率は3・5%。男性は二十二年ぶりに一万五千人を下回る一万四千六百九十三人。女性は六千四百四十七人で、一九七八年に統計を始めてからの最少を二年連続で更新した。確定値は三月に発表する。

 人口十万人当たりの自殺者数(自殺死亡率)は一六・七人と〇・六人改善した。データを分析した厚生労働省自殺対策推進室は「景気回復や自治体などの取り組みにより、着実な減少傾向が続いている」としている。

 一七年十二月のデータの分析が済んでいないため、同年一〜十一月の集計を前年同期と比較すると、成人の自殺者は減ったものの、十九歳までの世代は増加し、二十九人増の五百十六人。この世代の自殺者数はここ二十年横ばい状態で、二十〜三十代も、上の世代と比べると、減り幅が小さい傾向が続いている。

 一七年十月には、神奈川県座間市で、インターネットで自殺願望を示唆するなどした十〜二十代の男女九人の遺体が見つかる事件も起きており、若者への効果的な対策が求められる。

 

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