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【社会】

長期ストレスの中年男性 がんリスク2割増 研究チーム発表

 長期にわたりストレスが多いと感じている中年男性は、がんになるリスクが二割高くなるとの研究結果を、国立がん研究センターなどのチームが発表した。女性ではストレスとがんの関係はみられなかった。

 ストレスの多い男性は飲酒や喫煙量も多くなり、がんに結び付いた可能性もあるが、原因は特定できていない。がんセンターの津金(つがね)昌一郎・社会と健康研究センター長は「いずれにせよ適切にストレスに対処することが大切だ」と話している。

 チームは四十〜六十九歳の男女約八万人を対象に一九九〇年代の研究参加時と五年後の二回、日頃感じるストレスが少ないか、普通か、多いかを尋ねた。さらに平均で十三年間、健康状態を追跡した。

 追跡中に、約一万二千人ががんを発症。男性の場合、一回目、二回目ともストレスが「少ない」と答えた人に比べ、両方「多い」と答えた人は19%、がんのリスクが高まっていた。初めはストレスが多くなかったが、二回目に多くなっていた人は20%高まった。

 ストレスが多い人は特に肝臓がん、前立腺がんが多かった。大規模な研究でストレスとがんの関係を示したのは初という。結果は英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。

 

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