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【社会】

都心で初のミサイル訓練 文京区の遊園地 350人、地下道に避難

弾道ミサイル発射の避難訓練放送を聞き、園外に避難する人たち=22日、東京都文京区の東京ドームシティ アトラクションズで

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 北朝鮮の核・ミサイル開発問題を背景に、政府が自治体と共同で実施している弾道ミサイル想定の避難訓練が二十二日午前、東京都内では初めて、文京区の東京ドーム周辺で行われた。

 名古屋、大阪を含む三大都市の中心部としても初の訓練だが、混乱を避けるため、避難者を約三百五十人に絞るなど規模は限定的で、PR目的のイベントにとどまった。

 午前十時すぎ、東京ドームに隣接する遊園地「東京ドームシティ アトラクションズ」で、遊具に乗った訓練参加者らが弾道ミサイル発射の携帯メール配信を受けて一斉に駆けだし、地下道などに避難。東京メトロ後楽園駅や都営地下鉄春日駅の付近でも、ミサイル発射の情報が防災行政無線で流され、参加者が地下やビル内に駆け込んだ。約五分後にミサイルは上空を通過したとの情報が出され、訓練は終わった。

 これまでの訓練では約千人が参加したり、鉄道を停車させたりした事例があるが、今回は見送った。都の担当者は「周辺来街者の安全を考えるとやむを得ない。意識啓発が主な狙い」と話す。

 一方、会場付近では訓練に反対する市民グループが「戦争訓練に慣れさせるものだ」と抗議の声を上げた。

 

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