東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 2月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

「平昌」の経験を「東京」へ 学生ボランティアが活動開始

平昌五輪会場でボランティア活動を始めた日本の外国語大学生ら=5日、平昌で(神田外大提供)

写真

 韓国北東部で9日に開幕する平昌冬季五輪で、運営を補助するボランティアとして、日本の外国語大学生ら約100人が現地で活動を始めた。 (平昌・鈴鹿雄大)

 日本人ボランティアは各競技会場などで通訳や案内を担当する。学生のリーダーで、神田外大(千葉市)の四年生、長尾滉(あきら)さん(22)は韓国に一年間留学した経験がある。「思い出の詰まった場所でのビッグイベントに興味があった。経験を生かして東京五輪にも携わりたい」と意気込む。

 神田外大や東京外大(東京都府中市)、名古屋外大(愛知県日進市)など七校でつくる「全国外大連合」が大会組織委と協定を結び、ボランティア派遣が決まった。希望者二百八十人から留学経験、語学力を考慮して各校が選抜した。

 二〇一九年ラグビーワールドカップや二〇年東京五輪・パラリンピックを見据え、語学や教養で世界に通用する人材を育てたいとの狙いがある。

 一方、既に働いている韓国人ボランティアからは待遇の改善要求が出ている。三日夜の開会式リハーサルでは、参加予定だったボランティア二百四十九人のうち約百十人が集合時間に行かず、代表者らが「活動場所への移動バスを極寒の中で待つ現状を改善して」などと組織委に要望した。

 組織委によると、「宿舎で冷水しか出ない」「活動場所への移動時間が長すぎる」などの苦情があり、相談本部を設置して対応している。

 大会期間中には一万五千人のボランティアが運営に関わる計画。事前に登録した一万八千人のうち約二千人が活動前に辞退しているが、組織委は「想定の範囲内で影響はない」と説明している。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報