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【社会】

闇ウェブで資金洗浄? 流出NEM、換金模索か

 仮想通貨取引所コインチェックから約五百八十億円分の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出した問題で、不正送金先の口座の持ち主が「ダーク(闇)ウェブ」と呼ばれる匿名性の高いインターネット空間で、他の仮想通貨との交換を持ちかけていた形跡があることが分かった。実際に取引が成立しているかは不明だが資金洗浄を図る動きの可能性がある。

 情報セキュリティーの専門家は「身元を特定されずに奪った仮想通貨を換金する方法を模索しているのではないか」と指摘している。

 ダークウェブは匿名化ソフトを使ってのみ接続できるネット空間で、麻薬、銃器、個人情報などが売買されている。利用者の特定が困難なことが特徴だ。

 ネット上にある取引記録によると、流出したネムの口座の一つから、七日未明に不特定多数の口座に少額のネムとともにメッセージが送付されていた。

 メッセージにはダークウェブ上のサイトのアドレスが記され、専門家がサイトを調べたところ、仮想通貨のビットコインなどとネムを交換できると書かれていた。送られたメッセージには「15%オフ」と値引きすると読める記載もあった。

 

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