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【社会】

福井の車立ち往生解消 60時間ぶり、除雪続く

 国土交通省は九日、北陸地方の大雪のため福井県の国道8号で続いていた車の立ち往生は同日午前一時に解消したと発表した。六日午前の発生から収束までに六十時間以上が経過した。県や各自治体は九日、混雑が激しくなっていた幹線道路などの除雪作業を進めた。

 福井地方気象台によると、十一日から十二日にかけて再び雪が強まる見通しで、県は国道8号につながる幹線道路や、供給が滞っていた燃料の調達に必要な道路などの全面復旧に向け作業を急ぐ。

 県内の雪捨て場は八日午後三時半現在で、四十八カ所開設。例年設置されることが少ない福井市内でも十カ所開いた。積雪の多い場所では、埋まり始めている所もあり、増設を検討している自治体もある。

 同県坂井市で、雪に埋もれた車中で男性が死亡しているのが七日に見つかり、一酸化炭素(CO)中毒死だったことが八日に判明。大雪による死者は、新潟県と北陸で計八人となった。

 陸上自衛隊や国交省によると、福井県あわら市から坂井市までの間で、八日から九日未明にかけて、重機を投入して除雪したり、車を移動させたりして解消した。

 立ち往生に巻き込まれ、体調不良を訴えた人を手当てするために県が福井、坂井両市に設けた救護所には、八日までに四十三人が疲労を訴えて訪れたが、いずれも健康状態に問題はなかったという。各地の消防によると、富山、石川、福井の三県で六〜八日、除雪中に転倒するなどして百人超が重軽傷を負った。

 

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