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【社会】

米オスプレイ部品落下か 沖縄・伊計島 県、飛行停止要求

沖縄県うるま市の伊計島の海岸に、米軍輸送機オスプレイの部品が流れ着いた。飛行中落下したとみられている=9日、防衛省沖縄防衛局提供

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 九日午前、沖縄県うるま市の伊計島(いけいじま)の海岸に、米海兵隊普天間(ふてんま)飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)に所属する輸送機オスプレイの重さ約十三キロの部品が流れ着いているのが見つかった。在日米海兵隊(司令部・沖縄)は同日夜、飛行中のオスプレイが海上に落下させたと認めた。沖縄では米軍機の部品落下や不時着トラブルが相次いでおり、県は海兵隊にオスプレイの飛行停止などを求めた。

 防衛省沖縄防衛局は、同機が八日午前に普天間飛行場へ着陸したのを確認。海兵隊は同日、部隊から落下の報告があったとしている。小野寺五典(いつのり)防衛相は九日、日本側への報告が遅れたとして不快感を示した。防衛省の中嶋浩一郎沖縄防衛局長は同日、ニコルソン在日米海兵隊司令官(在沖縄米軍トップを兼務)に遺憾の意を伝え、再発防止と原因究明を求めた。

 翁長雄志(おながたけし)知事は記者団に普天間飛行場所属機の事故が相次いでいるとして「再びこうした事故を起こしたことに強い憤りを禁じ得ない」と批判。県は海兵隊側に電話で、沖縄の全航空機の緊急総点検も要求した。

 沖縄県や県警によると、部品は縦約七十センチ、横約百センチ、幅約六十五センチの半円形。九日午前九時ごろ、伊計島西側の大泊(おおどまり)ビーチ近くの海上で浮いているのをビーチの男性従業員が見つけ、砂浜に引き揚げた。

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 海兵隊は沖縄防衛局に対し、普天間飛行場所属のオスプレイの右側エンジンにある空気取り入れ口の部品だと説明した。

 伊計島では今年一月、普天間所属のUH1多用途ヘリコプターが島東側の海岸に不時着した。伊計自治会の玉城正則会長(61)は「沖縄の空を米軍が管理している状況を改めない限り、同じことは何度でも起きる。日本は本当に独立国家なのか」と話した。

 

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