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【社会】

佐賀・陸自ヘリ墜落から1週間 7棟被害 屋根貫通も

 神埼市の住宅にヘリコプターが墜落した事故で、陸自は十一日、この住宅以外に、落下した部品が住宅の屋根を貫通するなど、周辺七棟で被害を確認したと明らかにした。けが人はいない。陸自は周辺住民に既に謝罪し、損害賠償を検討しているという。

 佐賀県に十日に入った小野寺五典(いつのり)防衛相は十一日、山口祥義知事と県庁で会談し、「県民の皆さまに大変ご迷惑をお掛けした」と謝罪。その際、七棟の被害状況を説明する資料が示された。山口氏は原因究明と再発防止を求めるとともに、被害住宅や周辺の居住者への丁寧な対応を求めた。

 貫通した住宅は墜落現場から数十メートル先にあり、部品は回収された。陸自は部品の種類や大きさ、重さを明らかにしていない。

 このほか近隣の小屋の屋根が壊れたり、倉庫の壁に穴が開いたりしているのが確認された。現場から約二百メートル離れた認定こども園の遊具にもヘリの潤滑油が付着していた。

 自衛隊員は十一日、現場周辺の水路などで落下部品がないか捜索活動をした。

 小野寺氏は記者団に、空中でヘリのメインローター(主回転翼)の羽根が破損した可能性に言及し、学識経験者を交え原因を究明するとした。

 小野寺氏は、墜落したヘリが所属する陸自目達原駐屯地で、亡くなった隊員二人の葬送式に参列した。

 

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