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【社会】

主回転翼交換部品は中古 陸自ヘリ墜落 強度、整備状況が焦点

 陸上自衛隊は十四日、佐賀県神埼市の住宅に墜落したAH64D戦闘ヘリコプターに関し、事故前に交換したメインローター(主回転翼)の主要部品「メインローターヘッド」が新品ではなく、中古品だったと訂正した。山崎幸二陸上幕僚長は八日の定例記者会見で「新品だと報告を受けている」と説明していた。

 メインローターヘッドは主回転翼の羽根四枚と機体の回転軸をつなぐ部品。上空で破損したとみられ、四枚のうち二枚はヘッドの一部と接合した状態で墜落現場から三百〜五百メートル離れた場所で見つかった。部品自体の強度や整備状況が原因解明の焦点となる。

 陸自によると、部品の交換には中古品を使用することもある。事故前に替えたヘッドは二〇〇六年九月から一〇年四月まで陸自の別の機体で使用。軸受け部分がすり減ってがたつきが生じ、製造元の米ボーイング側が修理した。陸自は今年一月十八日から二月四日にかけて事故機を定期整備し、このヘッドも期間中に交換していた。

 山崎陸幕長が発言した翌日には、担当課が新品ではないと確認したが、陸自は「完全に正確な情報をということで、メーカーや保管していた部署に問い合わせて時間がかかった」と釈明した。

 

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