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【社会】

都有識者会議 転落防止へ提言 ベランダ手すり120センチ以上に

 マンションなどのベランダから子どもが転落する事故が後を絶たないとして、東京都の有識者会議は十五日、手すりの高さを建築基準法で規定する百十センチ以上を確保し、さらに十センチ上乗せするよう検討することなどを関係業界に求める安全対策の提言をまとめた。

 都によると、ベランダから転落して救急搬送されるなどした十二歳以下の子どもは二〇〇七年四月からの十年間に都内を中心に延べ百四十五人いて二人が死亡した。半数近くが二〜四歳児だった。手すりの上を乗り越えて転落するケースが多かった。

 提言では同法や日本工業規格に基づき、手すりの高さを百十センチ以上、子どものすり抜け防止のため手すりの格子の隙間を十一センチ以下とする規定を守るよう要請。百十センチだと四歳児の多くがよじ登れたことが実験で明らかになり、安全性を高めるため手すりの高さをさらに十センチ伸ばした百二十センチ以上、格子の隙間も二センチ狭めた九センチ以下とする検討も必要だとした。子どもが足掛かりにして手すりを乗り越えないようにエアコンの室外機を手すりから六十センチ以上離して設置することも併せて求めた。

 

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