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【社会】

藤井五段、羽生二冠破る 朝日杯決勝へ

 将棋の中学生棋士の藤井聡太五段(15)が十七日、東京都内で行われた第十一回朝日杯将棋オープン戦の準決勝で、国民栄誉賞を受賞した羽生(はぶ)善治二冠(47)=竜王、棋聖=との公式戦初対局に臨み、百十九手までで勝った。藤井五段は同日午後の決勝に進出する。

 藤井五段は現在十五歳六カ月。決勝も勝利すれば、加藤一二三・九段(78)が持つ公式棋戦優勝の最年少記録十五歳十カ月を塗り替えるほか、史上初めて、中学生として棋戦優勝を果たすことになる。さらに「五段昇段後に全棋士参加棋戦で優勝」との規定を満たし、即座に六段に昇段する。

 朝日杯は持ち時間各四十分の早指し戦。全棋士とアマ強豪、女流棋士が参加する。優勝賞金は七百五十万円。過去十回のうち、羽生二冠が五回優勝している。この日の対局は公開され、約八百人のファンが詰め掛けた。

 対局は、後手の羽生二冠が最近プロの間で流行している「雁木(がんぎ)」の戦型を選んだ。序盤から藤井五段が積極的に攻勢をかけ、羽生二冠も反撃して難解な中盤戦に突入。最後は藤井五段が持ち前の終盤力を見せ、押し切った。

 両者は非公式戦で昨年二月と三月に対戦しており、成績は一勝一敗だった。

◆全力を尽くした

<藤井聡太五段の話> 自分の全力を尽くした結果勝つことができてとてもうれしく思っています。一手一手難しい将棋でした。

◆終盤から苦しく

<羽生善治二冠の話> 難しいところもあったが、終盤の入り口ぐらいからは少しずつ苦しいかなと思って指していました。

 

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