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【社会】

査定中古車 無断出品か 「ガリバーフリマ」苦情相次ぐ

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 中古車販売大手「ガリバー」で無料査定を受けた車が無断で個人売買仲介サイト「ガリバーフリマ」に出品されているという苦情や問い合わせが、運営会社IDOM(東京)に相次いでいることが分かった。同社は無断出品に該当する事例もあったとして所有者の意向の再確認を進めており、二十一日までに掲載が不適切と判断した約千五百台分を削除した。

 ガリバーでは以前から車の無料査定を実施しており、金額算出に使用するため外装や内装を撮影。一方、ガリバーフリマは売却希望の所有者が車の画像や情報、希望金額を掲載し、購入希望者はサイトを通じて所有者に連絡する。店舗は経由しないが、ガリバーは手数料収入を得る仕組みだ。

 同社によると、車の所有者は査定依頼時の提出書類にフリマ出品希望の有無を記入し、希望した場合は査定時の画像が使用されて、サイトに掲載される。

 だが希望が不明の車や希望しない車が出品されたケースがあった他、「フリマを見て所有者に連絡したら『売る意思がない』と言われた」との相談もあった。

 IDOMは出品確認の専用書類を新たに作成し、説明を強化する方針。北島昇執行役員は「車を高く売りたいとサービスを提供してきたが、意思確認や説明に甘さがあった。重く受け止めて対策を進める」と話した。

 国民生活センターは、中古品の無料査定と販売に関するトラブルの相談が寄せられているとして「企業には消費者が誤解しないよう説明する必要がある」と指摘している。

 

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