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【社会】

元同僚ら2人殺害で死刑 静岡地裁判決 被告、公判通じ黙秘

 静岡県で二〇一六年、元同僚と知人の男性二人を殺害し、遺体を浜名湖周辺に遺棄したとして、強盗殺人や死体損壊・遺棄などの罪に問われた浜松市北区、宅地建物取引士川崎竜弥被告(34)の裁判員裁判で、静岡地裁は二十三日、「生命軽視の態度が著しく冷徹で残忍。謝罪や反省も一切みられない」として、求刑通り死刑判決を言い渡した。

 川崎被告は公判を通じほぼ黙秘。弁護側は「二人を殺害する理由がない」と無罪を主張していた。

 佐藤正信裁判長は被害者の足取りが途絶えた直後、現場周辺へ頻繁に出入りし、被告が使った車や台車に被害者の血痕が付いていたと指摘。

 さらに、免許証や携帯電話など被害者の貴重品を持っていたことも「任意に預かったとは考えがたい」とし、被告から犯行を告白されたとする知人らの証言も「客観的な証拠と合致し、信用できる」と認定した。

 その上で「何の落ち度もない被害者を財産目的のほか、理不尽な理由で殺害した。被害者の無念は察するに余りある。遺族も極刑を望んでいる」と死刑を選択した理由を述べた。

 

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