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【社会】

両陛下「最後」の沖縄へ 27〜29日 慰霊、初の与那国島も

2014年6月、国立沖縄戦没者墓苑を訪れ、献花される天皇、皇后両陛下=沖縄県糸満市で

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 宮内庁は五日、天皇、皇后両陛下が二十七〜二十九日の日程で、沖縄県を訪問されると発表した。那覇市に宿泊し、戦没者を慰霊するほか、与那国島にも初めて赴き、日本最西端の碑などを視察する。太平洋戦争で地上戦の舞台となり、戦後も米軍施政下に置かれた沖縄県に心を寄せてきた両陛下が再訪を強く希望した。陛下の天皇在位中では最後の機会となる見通しだ。

 両陛下の沖縄訪問は、戦後七十年を迎えるに当たって訪れた二〇一四年六月以来で、皇太子夫妻時代も含め十一回目となる。

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 両陛下は空路で沖縄県入りし、初日は糸満市の国立沖縄戦没者墓苑で、沖縄戦で亡くなった犠牲者を慰霊する。二日目は空路で与那国島を訪ね、日本最西端の碑や日本在来馬の一種「与那国馬」などを視察。日帰りで那覇市に戻った後、三日目に豊見城市で沖縄空手会館を見学して帰京する。

 両陛下が沖縄を最初に訪れたのは、皇太子夫妻時代の一九七五年。九三年には歴代天皇として初めて沖縄の地を踏んだ。

 両陛下は、終戦の日と広島、長崎への原爆投下日、六月二十三日の沖縄慰霊の日を「忘れてはならない四つの日」とし、毎年欠かさず黙とうしている。宮内庁は、来年四月三十日の陛下の退位を控え、戦没者慰霊や被災地訪問など「平成流」とされる活動を、今後も予定に組み込めないか検討を続けている。

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