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【社会】

「マンガこぼし」展示 ゴルゴ、メーテル、ルパン…被災地に勇気

著名な漫画家たちが絵付けした「マンガこぼし」=東京都千代田区の明治大学米沢嘉博記念図書館で

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 東日本大震災の復興支援のため、著名漫画家たちが絵付けした百六十体以上の「おきあがりこぼし」が、東京都千代田区神田猿楽町一の明治大学米沢嘉博記念図書館で展示されている。 (神野光伸)

 倒しても起き上がる福島県の郷土玩具に色を塗り、被災地を勇気づけようというプロジェクトはフランス在留邦人の間で始まった。二〇一三年、ファッションデザイナー高田賢三さんの呼びかけで、アラン・ドロンさん、ジャンポール・ゴルチエさんらフランスを代表する文化人も参加。一四年にちばてつやさんら日本漫画家協会の所属作家たちが加わった。

 漫画家の松本零士さんは代表作「銀河鉄道999」に登場するメーテルを絵付け。ほかにも、さいとう・たかをさんが「ゴルゴ13」、モンキー・パンチさんは「ルパン三世」を手掛けた。

 これらの「マンガこぼし」は、フランスのほか、チェルノブイリ原発事故が起きたウクライナ、スペイン、イタリアなどを巡回した。今回が東京で初めての展示となる。広島・長崎の両市長、チェルノブイリの原発作業員らの作品も紹介している。

おきあがりこぼしに絵付けをする松本零士さん=2014年6月(公益社団法人日本漫画家協会提供)

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 同館スタッフの小田切博さん(49)は「日本のポップカルチャーが、海外で被災地に関心を持ってもらうきっかけをつくった。漫画家の社会貢献を知ってもらいたい」と話している。

 五月二十日まで。火、水、木曜日は休館(祝日の場合は開館)。同館はJR御茶ノ水駅より徒歩七分、水道橋駅より徒歩八分、地下鉄神保町駅より徒歩八分。問い合わせは同館=電03(3296)4554=へ。 

 

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