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【社会】

座間事件 9度目逮捕 福島の女子高生殺害容疑

 神奈川県座間市のアパートで九人の遺体が見つかった事件で、警視庁は八日、福島市の高校三年生の少女=当時(17)=への殺人と死体損壊・遺棄の疑いで、白石隆浩容疑者(27)を再逮捕した。立件の対象となった被害者は八人目、逮捕は九回目になる。

 再逮捕容疑では昨年九月二十八日ごろ、当時住んでいたアパートで、少女の首にロープを巻き付け、ロフトからつり下げて殺害し、遺体を切断、遺棄したとされる。捜査一課によると「間違いない。私の部屋に残っていた黒色リュックサックの持ち主だと思う」と容疑を認めている。動機について「所持金を奪うため」と説明している。

 少女は昨年九月十八日、ツイッターに「死にたい」という趣旨の内容を投稿。二十六日から白石容疑者と無料通信アプリLINE(ライン)でやりとりを始め、二十七日に東京に向かった。二十八日午後六時半すぎ、母親に「ごめんなさい。今から帰ります」とメールしていた。

 警視庁は他の被害者と同様に、白石容疑者が自殺の手伝いをすると持ち掛けて自宅に誘い込んだとみている。白石容疑者は「家で寝ているところを襲った」と話しているという。現場から少女の衣類やポーチなどが発見されたが、携帯電話は見つかっていない。

 福島市の少女の母親は八日、「私は娘の帰宅をずっと待っていました。未来ある娘の将来が突然失われたことは、言葉にできない悲しみです」とのコメントを代理人弁護士を通じて発表した。

 白石容疑者はこれまでの調べに、昨年八〜十月に九人を殺害、遺棄したことを認めている。

 

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