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【社会】

藤井六段 師匠に「恩返し」 公式戦初対決 杉本七段破る

王将戦1次予選で師匠の杉本昌隆七段(右)に勝利し、対局を振り返る藤井聡太六段=8日午後、大阪市の関西将棋会館で

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 将棋の最年少プロ、藤井聡太六段(15)は八日、大阪市の関西将棋会館で指された王将戦一次予選で、師匠の杉本昌隆七段(49)を千日手指し直しの末に破った。両者は公式戦で初対戦。注目の師弟対決は弟子の中学生に軍配が上がった。

 対局は同一局面が四回現れる千日手となり、指し直しに。先手番の藤井六段は先攻を許したものの、反撃を開始。その後はペースを握り、百十一手までで押し切った。

 “恩返し”する形となった藤井六段は「師匠にはたくさん教えていただいた。対局できて本当にうれしかった」と神妙な面持ち。杉本七段は「私は師匠(板谷進九段)を十九歳で亡くし、対局はかなわなかった。こういう形で師弟対局ができてうれしかった」と涙ぐんだ。

 藤井六段はプロ棋士を目指し、杉本七段に弟子入りして二〇一二年に養成機関の奨励会に六級で入会。その後は師匠の指導もあり、昇級、昇段を重ね、一六年十月、最年少の十四歳二カ月でプロ棋士の四段となった。

 

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