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【社会】

新燃岳、爆発的噴火続く 警戒範囲 火口4キロに拡大

爆発的噴火を起こし、溶岩と噴煙を噴き出す宮崎、鹿児島県境の霧島連山・新燃岳。下は鹿児島県霧島市の霧島温泉=10日午前4時27分

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 気象庁は十日、宮崎、鹿児島県境の霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)(一、四二一メートル)で未明に二回の爆発的噴火が起きたと発表した。同庁は、火山活動がさらに活発になる恐れがあるとして、噴火警戒レベル3(入山規制)は継続した上で、火口から半径約三キロとしていた警戒範囲を約四キロに拡大した。未明の噴火で、大きな噴石が火口から約一・八キロ先まで飛散した。

 宮崎、鹿児島両県と両県警によると、けが人や家屋被害などの情報は寄せられていないという。

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 気象庁によると、午前一時五十五分ごろと同四時二十五分ごろに爆発的噴火が発生。同十時すぎにも起きた。噴煙は、一日以降の連続的噴火の中で最も高い、火口上四千五百メートルに達した。周辺で地殻の隆起を確認。鹿児島県霧島市では、爆発による空気の振動「空振」を観測した。火口の北西側で九日に生じた溶岩流も継続。同庁は、火口から約四キロ圏で大きな噴石、約二キロ圏では火砕流に警戒するよう呼び掛けている。

 警戒範囲の拡大を受け、鹿児島県は災害警戒本部を設置した。

 

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