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【社会】

藤井六段、全勝で昇級 「いい形でフィニッシュ」

三枚堂達也六段に勝利し、笑顔で対局を振り返る藤井聡太六段=15日、東京都渋谷区の将棋会館で

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 将棋の中学生棋士、藤井聡太六段(15)が十五日、東京都渋谷区の将棋会館で第七十六期名人戦・順位戦C級2組の最終十回戦に臨み、三枚堂達也六段(24)に八十五手で勝った。C級1組への昇級を十戦全勝で飾り、一月から継続中の連勝を十五に伸ばした。

 日本将棋連盟によると、順位戦初参加の棋士が全勝で昇級するのは六年ぶり、史上六人目。第一人者の羽生善治二冠(47)も成し遂げられなかった難記録で、中学生での達成は初めて。藤井六段は「いい形でフィニッシュできたことはうれしく思う」と語った。

 相手の三枚堂六段は昨年、藤井六段らを破って上州YAMADAチャレンジ杯で優勝した若手実力者。この日は、盤上で飛車角が交錯する激しい戦いとなった。先手の藤井六段が序盤から積極的に攻め、持ち時間を多く残したまま投了に追い込んだ。得意戦法で敗れた三枚堂六段は「力負けでした」と語った。

 順位戦は名人戦の予選に当たる。棋士はA級、B級1組、B級2組、C級1組、C級2組の五組に分かれ、一年間のリーグ戦の成績によって入れ替わる。

 藤井六段は五十人が参加した今期のC級2組で全勝街道を独走。二月一日の九回戦終了時点で、二位以下の二敗勢に差をつけて昇級を決め、五段昇段を果たした。その十六日後には朝日杯将棋オープン戦に優勝し、六段になった。

 

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