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【社会】

「#MeToo」日本は欧米ほど進まず 伊藤詩織さん国連で会見

16日、米ニューヨークの国連本部で記者会見する伊藤詩織さん=赤川肇撮影

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 【ニューヨーク=赤川肇】元民放記者から性的暴行を受けたと訴えているジャーナリストの伊藤詩織さん(28)が十六日、米ニューヨークの国連本部で記者会見し、性被害を受けた人が声を上げる世界的運動「#MeToo(私も)」について「日本では欧米ほど大きな動きになっていない」との見方を示した。

 「国連女性の地位委員会」の関連行事で同日、性被害者保護などを主題に講演。これに先立ち会見した。

 外国メディアから「あなたが声を上げて日本は変わったのか」と問われ、「多くのメディアが性被害者の声に耳を傾け、性被害を話題にするようになった」と手応えも強調した。

 現在はロンドンを拠点に性暴力に関するドキュメンタリー作品を手掛けているといい、「私自身が体験したので非常につらい。でも、多くの人々が打ち明けてくれた大切な声を伝えていきたい」と話した。

 伊藤さんは準強姦(ごうかん)容疑で被害届を出したが、東京地検は嫌疑不十分で元民放記者を不起訴とした。民事訴訟で事実関係を争っている。米紙ニューヨーク・タイムズが昨年、「彼女はレイプに関する日本の沈黙を破った」と報じるなど、欧米メディアは日本で性被害を訴える難しさを伝えた。

 

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