東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 3月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

付け人暴行の貴公俊が休場、謹慎 相撲協会が対応協議へ

貴公俊

写真

 大相撲の十両貴公俊(たかよしとし)(20)=本名上山剛、栃木県出身、貴乃花部屋=が十九日、大阪市のエディオンアリーナ大阪で開催中の春場所をこの日の九日目から休場することが決まった。師匠の貴乃花親方(元横綱)が明かした。付け人の力士を殴ったことを受け、事実上の謹慎となる。貴乃花親方は「暴力は絶対にしてはいけない。土俵に上げることはできない」と説明した。

 貴乃花親方はこの日午前、春場所の会場で非公開で開かれた日本相撲協会の役員の会合に出席。貴公俊の暴行の事実を報告し、「今回は申し訳ありません」と謝罪したという。協会は危機管理委員会を立ち上げ、当事者や目撃者らから事情を聴き、今月二十九日の理事会までに経緯や事実関係を調査する。理事会では貴公俊や貴乃花親方の処分が議題になる見込み。

 元横綱日馬富士の暴行問題を受け、角界が暴力根絶へ取り組み始める中での不祥事で、厳しい処分が予想される。また、元横綱の暴行問題について協会の対応に疑義を唱えていた貴乃花親方は、今回は自らの弟子が加害者となった形で、批判を受けそうだ。

 貴公俊は春場所八日目の十八日、取組に敗れた後に支度部屋で付け人を複数回殴ったと認めている。貴乃花親方によると、付け人は唇が腫れているが、春場所には出場を続ける。

 貴公俊は春場所が新十両で、弟の貴源治とともに史上初の双子関取として話題となっていた。八日目を終えて3勝5敗で、千秋楽まで休場すれば、幕下に陥落することが確実となる。休場は二〇一三年春場所の初土俵以来初めて。九日目に対戦予定だった幕下の白鷹山は不戦勝。

 役員の会合では前日に発覚した峰崎部屋での暴行問題について、弟弟子に暴力を振るった力士が休場することも報告された。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報