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【社会】

前川氏授業質問 文科省、池田氏指摘2カ所修正

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 文部科学省が前川喜平前事務次官の授業内容の報告を名古屋市教育委員会に求めた問題で、事実関係を照会した自民党の池田佳隆衆院議員(比例東海)に対し、市教委へ送る質問内容を事前に見せた上で、指摘された二カ所を修正していたことが二十日、分かった。

 林芳正文科相は記者会見で「池田議員からのコメントも参考に、修正はあくまでも文科省の主体的な判断で行った。議員の指示ではない」と強調し、政治的な介入との見方を否定。しかし、野党側は「池田氏の指摘なくして修正はありえたのか。政治的な介入は明らかだ」と反発を強めた。

 文科省が野党六党の合同ヒアリングなどで明らかにした。一日夕方、名古屋市立中学校が前川氏を授業の講師として招いた理由や授業内容について、十五項目で質問するメールを市教委に送信。その直前、質問内容を池田氏に示したところ、疑問点として(1)前川氏に支払った謝礼金額(2)授業の参加者の動員の有無−について指摘された。その後、文科省はこの二問を質問状に盛り込んだという。

 淵上孝教育課程課長は「(指摘は)気付いていなかった部分で、そういう視点もあるのか、なるほどなということで主体的に判断し修正した」と説明した。

 この問題では、池田氏以外に、自民党の赤池誠章参院議員(比例)も先月十七日に文科省に照会していた。赤池氏は自民党の文科部会長で、池田氏は同代理。

 この日会見した赤池氏は、前川氏が天下り問題で処分を受けたことを踏まえ、「法令違反した人を授業に呼ぶことに問題がないか、事実確認した。日常業務の一環で圧力とは思わない」と主張した。

 

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