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【社会】

「うそつくな」 官邸前デモ 怒りのともしび

キャンドルを手に安倍内閣の退陣を訴える人たち=23日、東京・永田町で

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 学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る決裁文書の改ざん問題を巡り、首相官邸前で二十三日夜、真相究明を求めるデモがあった。政府への怒りの象徴として、キャンドルなどの明かりを掲げた。

 午後七時半、首相官邸前の百メートルほどの歩道は、ランタンや発光ダイオード(LED)ライト、電子ろうそくなどを手にした人たちであふれ返った。

 「うそをつくな」「責任取れよ」。参加者たちは小雨の降る中、安倍晋三首相の退陣や首相の妻昭恵氏らの証人喚問を求めるコールに合わせて、キャンドルを振り続けた。デモを主催したのは、官邸前で改ざん問題の抗議活動をしてきた有志でつくった「Stand For Truth」。元「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)」の中心メンバー奥田愛基(あき)さんらが会員制交流サイト(SNS)で参加を呼び掛けた。

 会社帰りに参加した千葉県習志野市の橘内優一さん(24)は「公文書改ざんまでしているのに、まだ安倍政権が続いていることが異常。今、行動しないと自分たちの生活が脅かされる」と訴えた。横浜市の主婦内山かおるさん(55)は「うそを取り繕うために公文書まで改ざんするなんて、小学生の学級会よりひどい」と反発。大学生と高校生の子どもを持つ親として、「政府がやりたい放題の中、今のままだと子どもたちの将来が心配」と権力の暴走への危機感を口にした。

 会場の一角では市民や野党議員が「公文書改ざんでこの国も社会のモラルも民主主義も壊れた」と訴えた。

 主催団体のメンバーは「国民は怒っていることを訴えたい」と話し、首相退陣などを求めて毎週金曜日に官邸前でデモを行っていくという。

 

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