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【社会】

角野栄子さん 国際アンデルセン賞 児童文学 日本人作家3人目

児童文学作家の角野栄子さん

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 「魔女の宅急便」などで知られる児童文学作家の角野栄子さん(83)=神奈川県鎌倉市在住=が二十六日、「児童文学のノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞の作家賞に選ばれた。日本人の作家賞受賞は一九九四年のまど・みちおさん、二〇一四年の上橋菜穂子さんに次ぎ三人目。画家賞を含めると五人目となる。

 主催する国際児童図書評議会(IBBY、本部・スイス)が同日、イタリア・ボローニャで開催中の国際児童図書展で発表した。授賞式は八月三十日にアテネで開かれる。

 角野さんは「小さい頃から大好きだったアンデルセンの名前が付いた賞を受賞できて、本当に光栄です」と話している。

 選考委は授賞理由で角野作品について「驚きがあり、人を引きつける力や楽しさがある。そして、いつも人生に対して肯定的だ。日本に深く根ざした物語からは、思いも寄らない多様な人がいることが伝わってくる。遊び心のある言葉と、美しさとシンプルさを兼ね備えた表現で愛読されてきた」などと称賛した。

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◆外国の方にも伝わった

<角野栄子さんの話> 私は自分の持っている言葉を、目に見えるような形で表現したい、といつも思ってきました。風景のある言葉、情景が目に浮かぶような言葉で書けたら、読んでくれる人もその世界にすっと入ってきてくれます。

 どういう物語にするのかを考えるのが楽しくて、私が楽しい気持ちで書けば、読む人に伝わるんだ、という確信をだんだんと持てるようになり、それが支えでした。外国の方たちに伝わったことも、すごくうれしいです。

 

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