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【社会】

玄海3号機 蒸気漏れ 九電、発送電停止へ

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 九州電力は三十日、玄海原発3号機(佐賀県玄海町)の配管から微量の蒸気漏れを確認したと発表した。放射性物質の漏れはないとしている。二十三日の再稼働後、二十五日に発電と送電を再開したばかりだった。九電は原子炉等規制法や立地自治体などと結ぶ安全協定上のトラブルには当たらないと説明しているが、念のために発電を停止し点検を実施する。

 九電は原子力規制庁のほか、佐賀県などの自治体に今回のトラブルを報告した。五月に予定する4号機の再稼働が遅れる可能性があるとしている。

 現状では原子炉を停止せずに蒸気漏れの原因を調べる方針。作業の準備が整い次第、核分裂を抑える制御棒の位置やホウ素濃度を調整して原子炉の出力を下げる。

 早ければ三十一日午前に発電を停止する見込み。再稼働から一週間でトラブルが発生したことで、原発の安全性に対する周辺住民の不安が高まることは必至だ。

 原子力規制委員会によると、東京電力福島第一原発事故後に再稼働した原発がトラブルで発送電を停止するのは、二〇一六年二月の関西電力高浜4号機(福井県高浜町)に続き二例目。

 九電によると三十日午後七時ごろ、発電に必要な蒸気をつくる二次系設備の一部である空気抜き管で蒸気漏れを確認した。

 玄海3号機は四月五日にフル出力とする想定で作業を進めていた。

 

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