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【社会】

寄り添う心 第一歩 盲導犬と歩行体験

アイマスクをつけ、盲導犬歩行体験に挑戦する新入社員(左)=2日、埼玉県鴻巣市で(シード提供)

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 全国の企業や官庁で2日、入社式や辞令交付式があり、新社会人たちが第一歩を踏み出した。人の気持ちに寄り添うことの大切さを、あらためて心に刻む姿も見られた。

 コンタクトレンズ大手のシード(東京都文京区)の入社式が埼玉県鴻巣市内の同社研究所であり、新入社員らが盲導犬との歩行体験に挑戦した。

 「目に関わる仕事に携わる社員に、目の不自由な人への理解を深めてもらいたい」と二〇一三年に新人社員研修に採り入れ、以降、毎年実施している。

 視覚障害者の自立支援や盲導犬の育成訓練を行っているアイメイト協会(東京都練馬区)が、盲導犬と指導員を派遣。六十八人の新入社員はアイマスクを着け、障害物の自転車を避けながら約三十メートルの距離を歩く訓練を体験した。

 体験を終えた有村彩香さん(18)は「目の不自由な人が盲導犬と一緒に自然に歩いているのは、すごいと実感した」と感心した様子。

 上原雅史さん(24)は「アイマスクで外に出るのは怖かった。コンタクトレンズメーカーの社員として(盲導犬とは)違った形で『見えること』のサポートにこの経験を生かしたい」などと話していた。 (花井勝規)

 

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