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【社会】

オスプレイ5機 横田配備 延期一転、前倒し

横浜ノースドックに入る米空軍の輸送機CV22オスプレイを積んだとみられる輸送船=3日午後5時18分

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 在日米軍は三日、空軍の輸送機CV22オスプレイ五機が今週後半に横田基地(東京都福生市など)に到着すると発表した。当面は訓練などを実施し、夏ごろに正式配備する。沖縄県以外へのオスプレイ配備は初。陸上自衛隊が導入する機体も千葉県の木更津駐屯地に暫定配備する方向で調整されており、首都圏での飛行が恒常化する可能性がある。

 米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)所属のMV22オスプレイが二〇一六年十二月に沖縄県名護市沖で不時着、大破したほか、緊急着陸するなどのトラブルが相次いで発生。首都圏に配備されることで本土での訓練も増え、周辺住民の不安や反発が高まるのは確実だ。

 防衛省によると、オスプレイ五機を積んだとみられる輸送船が三日夕、横浜市神奈川区の米軍施設「横浜ノースドック」に到着した。エンジンテストを終えた後に横田基地へ向かう。

 陸自も離島防衛などでの活用を想定し、佐賀空港にオスプレイ十七機を導入する計画だが、地元の同意取り付けは難航。政府は、米軍の整備拠点がある木更津駐屯地への暫定配備を模索している。

 ◇ 

 米政府は二〇一五年五月、CV22オスプレイを一七年後半に横田基地に配備すると表明。一七年三月、要員不足などを理由に一九年十月以降に延期すると発表した。今回の前倒しは「太平洋地域の安全保障上の懸念に対応する」ためとし、夏ごろに五機を配備し、数年内に計十機とする方針。

<CV22オスプレイ> 米空軍が保有する特殊作戦用の輸送機。主翼両端にあるプロペラの角度を変えることで、ヘリコプターのような垂直離着陸と、固定翼機並みの速度での長距離飛行が可能。沖縄県に配備されている海兵隊のMV22と基本性能は同じだが、過酷な条件下での任務が想定されるため、夜間飛行能力が強化されるなどしている。

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