東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

横田にオスプレイ 18日間未公表に怒り 住民「国は信用できない」

東京・米軍横田基地付近を飛行するCV22オスプレイ=5日

写真

 配備延期から一転して米軍横田基地(東京都福生市など)へ五日到着した米空軍の輸送機CV22オスプレイについて、米側は配備時期の前倒しを、三月十六日に日本政府へ通報していた。政府は、五機が輸送船で横浜港に到着する今月三日まで十八日間、公表を控えていた。安全性を懸念する地元住民らからは、反対をかわすための情報隠しではと疑う声も上がった。 

 四日の衆院外務委員会で河野太郎外相が「三月十六日に在日米軍司令部から接受国の通報があった」と明らかにした。宮本徹議員(共産)への答弁で、河野氏は「米側から、調整が整うまでの間は公表を控えるよう要請されたのを踏まえ、四月三日の公表となった」と説明した。

 配備計画については、米側が二〇一七年三月、当初予定の同年後半よりも最長三年遅れると発表。前倒し配備は今月三日の午前になり、防衛省職員が基地周辺の自治体を訪れ、説明した。正式配備は今夏になる。

 公表を控えていたことを受け、第二次新横田基地公害訴訟原告団長の大野芳一さん(78)は「だまし討ちで配備を進めようとしている。国も米国も信用できない」と怒りをあらわにした。CV22は特殊作戦用の輸送機で「過酷な条件下で使う。沖縄の普天間(ふてんま)飛行場だけでなく横田基地も住宅地に囲まれており、大惨事を招きかねない」と指摘。「反対運動を避けるための強行配備だ」と反発した。 (辻渕智之、萩原誠)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報