東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

「映画と平和に情熱」 高畑勲監督死去に悼む声

映画監督の高畑勲さん=2016年

写真

 日本アニメを代表する映画監督の高畑勲さんが八十二歳で亡くなり、その死を悼む声が六日、関係者から相次いだ。

 「誠に残念です。かぐや姫の物語が遺作になるとは思っていませんでした。もっと作っていただきたかった」としのんだのは、スタジオジブリ作品の音楽を多く手掛け、高畑監督の「かぐや姫の物語」も担当した作曲家の久石譲さん。

 同作に声で出演した女優宮本信子さんは「本読みの時、監督は『アニメーションの演技を突き詰めたい』とおっしゃいました。そして私の意見も聞いてくださり楽しくお話ししたことを思い出します」と振り返った。

 日本映画界の巨匠、山田洋次監督は「僕の友人としてはもちろん、日本の映像文化の世界で最も大切な人の一人、いなくてはならない人を失ったという悲しい思いです。残念でたまりません」と胸の内を明かした。

 スタジオポノックの西村義明プロデューサーはスタジオジブリで経験を積み、「かぐや姫の物語」のプロデュースも担った。「高畑さんは人生の中で最も豊かな経験をくださった方でした。映画と平和に懸けた情熱を決して忘れません。世界一のアニメーション映画監督であり、永遠に僕の師です」とコメントした。

 また、ジブリの所在地である東京都小金井市の西岡真一郎市長もお悔やみの談話を発表した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報