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【社会】

孫の顔写真もOK わたらせ渓谷鉄道、独自ヘッドマーク好評

オリジナルのヘッドマークを付けた列車に乗った大沢恵美子さんと孫の生方康太ちゃん=1月

写真

 わたらせ渓谷鉄道(群馬県みどり市)が昨年九月から始めた、運行列車にオリジナルヘッドマークを掲示できる商品が好評だ。掲示内容は自由で、誕生日記念の写真や、企業のPRなどさまざま。鉄道が大好きな孫の顔写真を掲げた女性は「一生残る記念になった」と喜ぶ。

 路線は渡良瀬川沿いの山間部を走り、同県桐生市から栃木県日光市までの四四・一キロを結ぶ。桜や紅葉など四季折々で変わるのどかな景色が人気だ。もともとは足尾銅山で産出される銅の運搬用に敷設され、今でも明治・大正期に建設された橋やプラットホームが残っている。

 マークは直径五十七センチの円形でアルミ合板。料金三万二千四百円で列車に十日間掲示され、桐生−間藤間を一日四、五往復する。使用後のマークは引き取ることもできる。三月までに七組の個人・企業が利用し、家族の誕生日に合わせて写真を掲示したり、東京の出版社が鉄道漫画をPRしたりといった例があった。

 桐生市の大沢恵美子さんは一月末から、孫の生方康太ちゃんの写真を掲示し、五歳の誕生日の記念にした。康太ちゃんの笑顔の周りに、恐竜や新幹線などの絵をちりばめたデザインを考えた。大沢さんは「孫は『ありがとう。うれしい』と言ってくれた」と満足そうに語った。

 同鉄道の樺沢豊社長は「ほんわかする写真が掲示され、沿線の景観ともなじんでいる」と話し、利用者増に手応えを感じている。問い合わせは同鉄道=電0277(73)2110=へ。

 

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