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【社会】

日本製AI、棋士に勝ち越し 囲碁電王戦FINAL

 日本、中国、韓国の囲碁棋士と人工知能(AI)が対戦する「囲碁電王戦FINAL」は七日、東京都千代田区の日本棋院で三番勝負の第三局が打たれ、「DeepZenGo(ディープゼンゴ)」(以下Zen)が趙治勲(ちょうちくん)名誉名人(61)を破り、二勝一敗と勝ち越した。

 Zenは二〇一六年三月発足のプロジェクトで開発された日本製AI。プロジェクトには囲碁ソフト開発者や東大などが参加した。一七年三月には日本の第一人者、井山裕太碁聖と対戦して勝利。今春、プロジェクトが終了し、Zenは二年間の集大成として同戦に出場していた。

 第一局は先月二十四日に行われ、Zenは中国のみいく廷(てい)九段に敗れ、黒星スタート。一日の第二局では「世界二強」の一角、朴廷桓(パクジョンファン)九段に勝ち、一勝一敗とした。

 趙名誉名人とZenは一六年十一月に三番勝負を行い、趙名誉名人の二勝一敗だった。棋士とAIの対戦では一七年五月、米グーグル傘下の企業が開発した「アルファ碁」が世界トップ級の中国棋士に三連勝し、大きな注目を集めた。

◆今までの碁と違う

<趙治勲名誉名人の話> 早々につぶれてしまった。Zenは違うところを見ている。今まで人間が積み重ねてきた碁と全然違う。(そういう碁を体験するのは)めちゃくちゃうれしい。

 

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