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【社会】

おりに長男監禁25年か 容疑で父逮捕「暴れる」

長男の監禁容疑で逮捕された山崎喜胤容疑者の自宅=7日午後、兵庫県三田市で

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 兵庫県三田市で自宅敷地内に置いた木製のおりに長男(42)を閉じ込めたとして、県警捜査一課と三田署は七日、監禁の疑いで同市広沢、無職山崎喜胤(よしたね)容疑者(73)を逮捕した。「息子が暴れるから」と容疑を認めており、監禁は約二十五年に及ぶ可能性がある。

 捜査関係者によると、山崎容疑者は三田市の調査に対し「長男には精神疾患があり、十六歳ごろからおりに入れて生活させていた」と説明。「二日に一回、ご飯を食べさせ、風呂に入れていた」とも話したという。

 長男の健康状態に問題はなく、既に市が保護している。県警は父親が長男の養育に困り、監禁を続けた可能性もあるとみて、家族の生活状況を詳しく捜査している。

 逮捕容疑は、今年一月十八日午前十時ごろから同十九日午後十時ごろまでの間、おりに閉じ込めたとされる。

 県警によると、おりはプレハブの中央に置かれ、高さ約百センチ、縦約百八十センチ、横約九十センチ。畳一畳分程度の広さだった。出入り口には南京錠があった。

 プレハブには窓がありエアコンが付いていたほか、ファンヒーターや扇風機もあった。プレハブはバルコニーを通じ、山崎容疑者宅とつながっていた。

 長男は排便がスムーズにできないため、上半身だけに服を身に着け、おりの床にはペット用のトイレシートが敷かれていた。

 長男は障害者手帳を持っているが、三田市の福祉サービスを受けた実績はないという。

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