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【社会】

本屋大賞 辻村深月さん「かがみの孤城」

「かがみの孤城」で2018年本屋大賞を受賞した辻村深月さん=10日、東京都港区の明治記念館で

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 全国の書店員が最も売りたい本を選ぶ「二〇一八年本屋大賞」の発表会が十日、東京都内で行われ、辻村深月(つじむらみづき)さん(38)の「かがみの孤城」(ポプラ社)が大賞に選ばれた。

 受賞作は、不登校になった中学一年の少女が、鏡の中の世界で同じ境遇の少年少女と交流する、ファンタジー風のミステリー。辻村さんは「この賞はバトンだと思っています。今はうつむいている誰かがこの本を読んで顔を上げ、次の誰かにその気持ちをつなげてくれたらうれしいです」と、受賞を喜んだ。

 辻村さんは一九八〇年生まれ。千葉大卒。二〇〇四年に作家デビュー。一二年、「鍵のない夢を見る」で直木賞を受賞した。著書に「スロウハイツの神様」「ツナグ」など。

 翻訳小説部門は、ステファニー・ガーバー著「カラヴァル 深紅色の少女」(西本かおる訳、キノブックス)に決まった。

 本屋大賞は〇四年から始まり、十五回目の今回は一次、二次あわせ延べ約千人の書店員が投票した。 (樋口薫)

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