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【社会】

羽生 最速・最年少1400勝 将棋史上2人目 名人戦先勝

将棋の第76期名人戦7番勝負第1局で佐藤天彦名人を破り、公式戦通算1400勝を挙げた羽生善治二冠=12日、東京都内のホテルで

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 将棋の羽生善治二冠(47)は十二日、東京都内で指された第七十六期名人戦七番勝負第一局で、佐藤天彦名人(30)を九十七手で破り、史上最速、最年少で公式戦通算千四百勝(五百六十五敗二持将棋(じしょうぎ))を挙げた。史上二人目で、達成時の七割一分二厘は最高勝率となる。

 通算勝利数の歴代一位は、故大山康晴十五世名人の千四百三十三勝。羽生二冠はデビュー後三十二年、四十七歳での到達で、大山十五世名人がプロ入りから五十年、六十七歳(達成時の勝率は六割五分三厘)で樹立したこれまでの記録を大幅に塗り替えた。歴代三位は、加藤一二三・九段(78)の千三百二十四勝。

 名人戦を先勝した羽生二冠は、歴代一位の通算タイトル獲得数が百期まであと一期に迫っており、今期の七番勝負で夢の大台なるかに注目が集まっている。

 埼玉県出身。一九八五年に十五歳でプロ入りし、三人目の中学生棋士に。早くから頭角を現し、八九年に十九歳で初タイトルの竜王を奪取した。九六年には史上初の全七冠を独占、一躍時の人となった。二〇一七年には初の永世七冠を成し遂げ、一八年二月に将棋界で初めて国民栄誉賞を受賞した。

◆ぎりぎりの勝負に

<羽生善治二冠の話> 今日の将棋はずっと難しくて、ぎりぎりの勝負だった。最後の最後でよくなったと思った。(千四百勝に)これを励みに前に進んでいきたい。

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