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【社会】

統幕長「陸自に日報」把握 「南スーダン」昨年1月 会見では「未確認」

 陸上自衛隊の南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日報隠蔽(いんぺい)問題で、河野克俊統合幕僚長は十二日の記者会見で、昨年一月二十七日に陸自に日報が保管されていたとの報告を受けていたと明らかにした。昨年七月の特別防衛監察結果では河野氏への報告は触れられていなかった。

 河野氏は辰己昌良統幕総括官(当時)から「陸自に個人データとして残っているようですが、情報公開対象ではないので統幕から出します」と報告を受け、了承したという。

 特別防衛監察によると、当時の黒江哲郎事務次官が昨年二月十六日、陸自内の日報データは「個人データ」のため「対外説明する必要はない」との方針を当時の岡部俊哉陸幕長に伝え、省としての方針が決まった。

 しかし、この方針は三週間前に、自衛隊トップの河野氏にも示されていたことになる。河野氏は昨年三月、陸自での日報保管が報道された直後の記者会見で「陸自にあるとされる日報を確認したことはない」と発言、統幕の関与にも「承知していない」と話していた。

 南スーダン日報の情報公開を巡っては二〇一六年十二月、防衛省は陸自での破棄済みを理由に「不存在」としたが、その後統幕内で見つかったとして一七年二月七日に公表。実際は一月時点で陸自内でも確認されていた。

 

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