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【社会】

羽生 沸く仙台 22日、故郷で五輪連覇パレード

羽生選手の祝賀パレードを前に、大勢の人でにぎわう記念Tシャツを販売する仙台三越の特設会場=14日、仙台市で

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 平昌(ピョンチャン)冬季五輪フィギュアスケート男子で連覇を達成した羽生結弦(はにゅうゆづる)選手(23)の祝賀パレードを二十二日に控えた出身地の仙台市が、早くも“羽生フィーバー”で沸いている。記念Tシャツは飛ぶように売れ、ホテルの予約は満室状態。経済効果への期待が高まる一方、運営側は準備にてんてこ舞いだ。

 開催費用を賄うため売り出したTシャツは、仙台市などでつくる実行委員会が最大八万枚を用意。インターネットやコンビニエンスストアで申し込む通信販売分四万四千枚は、ほぼ完売した。

 市内の百貨店や東京にある宮城県のアンテナショップでの店頭販売も盛況だ。仙台三越(同市青葉区)には十四日の開店前、約百三十人が列を作った。午前七時ごろから並んだ仙台市の団体職員丸忠徳さん(71)は妻と二人で八枚購入。「手にした瞬間感動した。Tシャツを着てパレードを見ます」と笑顔を見せた。

 ネットオークションでは定価を上回る高額転売も見られ、市は「ファンや羽生選手の気持ちを酌んで大切に着てほしい」と呼び掛ける。

 パレードが開催される大通り沿いをはじめ、市中心部のホテルはパレード前日の宿泊予約が軒並み満室。全二百三十室がほぼ埋まった「ライブラリーホテル東二番丁」の担当者は「やはり女性のお客さまが多く道路側の部屋を希望される」と話す。

 周辺の商店街には、日曜定休を返上したり、従業員を増やしたりして対応する飲食店も。一方、大勢の見物客が押し寄せて営業に支障が出る恐れがあり、おおまち商店街振興組合は「せめてパレードの前後に買い物を」と訴える。

 四年前のソチ冬季五輪後のパレードは、主催者発表で約九万二千人が集まった。今回は十二万人を見込む。仙台市は市営地下鉄を増便し、運営スタッフとして市や県の職員、ボランティアなど千人弱を動員する。

 警備も厳戒態勢だ。パレードでは安全確保のため、羽生選手が大好きな「くまのプーさん」のぬいぐるみや花束など贈り物の投げ込みを禁止する。

 仙台市は「当日は温かい声援を送ってほしい」としている。

 

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