東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

標識の色 誰でも見やすく 経産省がJIS改正

 経済産業省は20日、色覚に障害がある人でも識別しやすくなるよう標識に使われる6色の色味を定めた日本工業規格(JIS)を改正、公示した。

 同日会見した日本標識工業会などによると、色覚障害者は男性を中心に日本で300万人、世界では3億人いるとされる。2020年東京五輪・パラリンピックに向け、海外から訪れる人々にも見やすい色味の標識が広まりそうだ。

 規格では、禁止や危険を示す赤、注意を示す黄、救護や誘導を示す緑など各色の色味が定められ、「禁煙」や「救護所」などの各種標識に使われている。

 しかし色覚障害のタイプによっては、従来の赤では黒と見分けが付きにくいなどの問題があった。改正で色味が全体的に明るくなり、幅広い色覚障害に対応した。

 誰でも識別しやすい色使いの普及を進めるNPO法人「カラーユニバーサルデザイン機構」の伊賀公一副理事長は「自分自身も標識の赤と黒が区別しづらく苦労してきた。ようやく改正されて感動している」と話した。

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報