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【社会】

大熊町で準備宿泊開始 福島第一立地自治体で初

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 東京電力福島第一原発事故で全域避難が続く福島県大熊町の一部地域で二十四日、夜間も含め自宅での滞在が可能な準備宿泊が始まった。住民の帰還に向けたもので、町が目指す来年春の避難指示解除まで続ける。福島第一原発が立地する双葉町、大熊町では初めて。

 対象は放射線量が高い帰還困難区域を除く、居住制限区域と避難指示解除準備区域の百三十九世帯三百七十九人(一日時点)で、町人口の約3・5%。二十三日までに八世帯が宿泊を申し込んだ。

 同県いわき市に避難している農業三津間義一(みつまよしいち)さん(64)は、町内にある役場事務所で滞在中に身に着ける線量計を受け取った。取材に「住んでいた家にずっと自由に泊まれるのはうれしい」と語った。

 町はこの日、治安対策のために警察官が立ち寄る「大熊町安心安全ステーション」を開設した。

 帰還困難区域での避難指示は継続され、再び人が住めるように整備する「特定復興再生拠点区域」を一部につくり、二〇二二年春までの指示解除を目指している。

 

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