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【社会】

SNS 子どもの被害最悪 昨年1813人、9割中高生

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 会員制交流サイト(SNS)を通じて知り合った相手からわいせつ行為などの被害を受けた十八歳未満の子どもは、昨年一年間に全国で千八百十三人に上り、五年連続で最多を更新したことが警察庁のまとめで分かった。

 警察庁によると、被害者の約半数に当たる九百四十一人が高校生で、中学生六百七十六人を合わせると、全体の約九割を占めた。小学生は四十一人。年齢別で見ると十三歳と十五歳の増加が目立った。

 ツイッターで知り合ったケースが最も多く、前年と比べ二百四十九人増の六百九十五人。チャット系の学生限定アプリ「ひま部」も百四人増の百八十一人と広がりを見せた。一方、無料通信アプリLINE(ライン)は十九人減の百五人、チャット系アプリ「ぎゃるる」も三十九人減の九十七人だった。

 罪種別の被害者は、淫行など青少年保護育成条例違反が七百二人。裸の画像を送らせる「自画撮り」などの児童ポルノ五百七十人、児童買春四百四十七人と続いた。

 略取誘拐や強制性交など重大犯罪は六十一人に上った。昨年発覚した神奈川県座間市のアパートで男女九人の遺体が見つかった事件でも、ツイッターなどを通じて高校生三人が被害に遭った。ただ、三人に対する殺人容疑で容疑者が逮捕されたのが今年だったため、今回の対象に含まれていない。一方、容疑者と会った千四百六十八人に理由を聞いたところ、四百三十五人が援助交際など金品目的を挙げたが、「優しかった、相談に乗ってくれた」との回答も三百三十六人いた。

 

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