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【社会】

やらせ質問疑惑 答弁骨子も併記 都議、ファイル写し公開

音喜多駿都議が樋口高顕都議からメールで受け取った質問案のコピー。プロパティ欄には、作成者が東京都、前回保存者が「ecoyuri」とある=東京都議会で

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 東京都の小池百合子知事が事実上率いる都民ファーストの会が昨夏の都議会で質問の参考にした文書に、小池氏のアカウント名があった問題で、当時、都民ファに所属していた音喜多駿(おときたしゅん)都議は二十七日午前、都庁で記者会見し、文書ファイルのコピーを公開した。文書には質問だけでなく、答弁骨子もあり「党スタッフでは作れない。知事サイドが作成した疑いがある」と指摘した。

 公開したのは、昨年八月三十日の臨時会で都民ファの代表質問を作る際に参考にした文書。築地市場跡地の再開発などに関する二十八項目の質問案に加え、全てに答弁骨子も併記されていた。

 文書の作成者名は「東京都」、前回保存者名は小池氏のツイッターアカウント名「ecoyuri」になっていた。

 会見で音喜多氏は、文書の一部が実際の代表質問にも反映されたとし、「都民ファの質問作成に強い影響力があった」と説明。「知事や都顧問、都執行部が作成していたとすれば、二元代表制を毀損(きそん)する行為。知事と都民ファが疑惑について説明するべきだ」と真相究明を求めた。

 文書は昨年八月二十五日、別のやらせ質問疑惑が指摘されている都民ファの樋口高顕(たかあき)都議からメールで受け取ったとした。小池知事は二十七日朝、都庁に入る際に「まだ(報道を)読んでいません」と報道陣に述べた。都民ファは「分かる範囲で調べて対応する」としている。

 

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