東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

セクハラ根絶へ黙らない 新宿で若者ら集会

若い女性やLGBTらが参加した、セクハラや差別に反対するイベント=28日、東京・新宿で(中西祥子撮影)

写真

 「セクハラに黙らない」。財務省の事務次官を辞任した福田淳一氏のセクハラ疑惑と同省の対応に憤る首都圏の若者らが二十八日、東京都新宿区のJR新宿駅東口で緊急集会を開いた。呼び掛けに応じた女子高生やLGBT(性的マイノリティー)らが性的被害の体験を明かし、「セクハラは男女ともに日常的な問題。意識を変えてともになくそう」と訴えた。

 集会は都内の大学四年、溝井萌子さん(22)ら約十人がツイッターで呼び掛けた。財務省がセクハラ被害者に名乗り出るよう要請したことや、福田氏が「お店の女性と言葉遊び」と釈明したことに「見過ごしてはいけない」と立ち上がった。

 会場には、プラカードを持った人ら大勢の男女が詰め掛け、十〜五十代の九人がマイクを握った。横浜市神奈川区の高校三年生の女子生徒は昨年下校時に不審者につけられ「いい体してんな」と言われ怖い思いをした体験を話し、「性被害をなくすには、相手が嫌がることはしない。簡単なこと」と語り掛けた。

 埼玉県越谷市の同性愛者の男性、コーディーさん(25)は中学時代に部活動顧問から体を触られ、ひわいな言葉を浴びたとして「悔しい思い、恐怖でいっぱい。性暴力の加害者は平凡な人間」と強調。都内の福田和香子さん(24)はレイプされた経験を打ち明け、「『そんな格好だから』との言葉が私の心を殺した」と涙ぐみながら語った。 (増井のぞみ)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報