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【社会】

加古里子さん死去 92歳「だるまちゃん」シリーズ

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 「だるまちゃん」シリーズで知られる絵本作家で、児童文化研究家の加古里子(かこさとし)(本名中島哲(なかじまさとし))さんが二日に死去した。九十二歳。福井県出身。

 一九四八年、東大工学部卒。昭和電工の研究所に勤める傍ら川崎市の貧しい地域で社会奉仕に従事した。子どもたちに手作りの紙芝居を演じ、それが優れた絵本の創作に、さらには絵本作家の道へとつながった。

 絵本の代表作に「だるまちゃんとてんぐちゃん」「どろぼうがっこう」「からすのパンやさん」など。「かわ」「海」「宇宙」といった子ども向けの科学絵本も多く手掛けた。

 同社退職後は、各地の伝承民話の研究にも注力し、滅びゆく昔の遊びの採録に努めた。「遊びの四季」で日本エッセイスト・クラブ賞。二〇〇八年に菊池寛賞。

 

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