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【社会】

大飯4号機 再稼働 福井4基 避難計画 同時事故想定せず

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 関西電力は九日、大飯原発4号機(福井県おおい町)を再稼働させた。新規制基準下での原発の再稼働は、三月の大飯3号機、九州電力玄海3号機(佐賀県玄海町)に続き、五原発八基目。

 旧民主党政権が定めた暫定基準でいったん再稼働した大飯4号機の稼働は四年八カ月ぶり。昨年再稼働した関電高浜3、4号機(福井県高浜町)と合わせ、同県内で近接する四基が同時に運転することになった。しかし、約十三キロしか離れていない大飯、高浜両原発の事故時の住民避難計画は、両原発での同時事故を想定しておらず課題が指摘されている。政府は、近隣の京都府や滋賀県などが参加し、同時事故を想定する初めての原子力総合防災訓練を夏ごろに行い、避難計画の実効性を検証するとしている。

 大飯4号ではこの日午後五時、原子炉を起動。順調に進めば十日午前三時ごろ、核分裂反応が安定的に持続する「臨界」に達し、十一日に発電と送電を始める予定。営業運転開始は六月上旬の見通し。関電の岩根茂樹社長は「国の検査に丁寧に対応し、安全最優先で慎重に作業を進める」とのコメントを出した。

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