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【社会】

愛媛県困惑 首相案件否定「言い逃れ」 柳瀬氏参考人招致

 学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡り、柳瀬元首相秘書官が十日の国会での参考人招致で、学園関係者との面会を認める一方、愛媛県作成の文書に記載された「首相案件」という発言をしたとされる点を否定したことに、県幹部は「ずるい言い方。言い逃れの感じがある」と不満を口にした。

 新設計画に携わってきた県地域政策課の担当者も「県は正直に報告している。柳瀬氏も正直に話してほしい」と注文。「質問の内容によって答弁のニュアンスを変えている気がする」と困惑した様子も見せた。

 衆院予算委が始まった午前九時すぎ、同課では職員数人が通常業務に当たり、時折、柳瀬氏の答弁を中継するテレビ画面に顔を向けていた。中村時広県知事は松山市内で公務に当たった。

 同県今治市役所では、菅良二市長が同日午後に取材に応じる予定。市職員の一人は「今はコメントできない」と言葉少なに業務を続けた。市民団体「今治市民ネットワーク」の村上治共同代表は、柳瀬氏の答弁を「具体的な話を避けていて、実態が見えない」と批判。安倍首相と一緒の際に学園関係者と会ったと説明したことに「その時から『加計ありき』の全てが始まったのではないか」と話した。

 

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