東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 5月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

「禎子の折り鶴」母校で会える 広島・幟町小に展示室

「のぼり平和資料室」に展示されている佐々木禎子さんの折り鶴=12日午前、広島市

写真

 広島市で被爆し折り鶴を作りながら十二歳で亡くなった佐々木禎子(さだこ)さんの母校の市立幟町(のぼりちょう)小(同市中区)で十二日、遺品の折り鶴や禎子さんが写った卒業アルバムなどを展示する「のぼり平和資料室」がオープンした。

 同校は爆心地から約一キロにあり、校舎は全壊、登校中に多くの児童が亡くなった。昨年夏、アルバムや戦争直後の青空教室の様子を撮影した写真が学校で見つかり、資料室の開設を決めた。

 禎子さんの遺族側から寄贈されたセロハンの折り鶴などの資料約百点を展示し、禎子さんの物語や平和の尊さを伝える。

 同日は授業参観が行われ、学校を訪れた保護者らが資料室に立ち寄っていた。長男が同校に通う牧師の向井希夫(まれお)さん(58)は「(子どもたちは)学校の歴史を通じ被爆を知ることで遠い話ではないと感じられる。次世代への伝承に大切な試みだ」と話した。

 一般公開は事前予約制で、金曜日の午前九時から正午まで見学できる。

 問い合わせは幟町小=電082(221)3013=へ。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報