東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 5月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

「大麻リキッド」所持初起訴 電子たばこ使用 摘発困難

押収された大麻リキッド=関東信越厚生局麻薬取締部提供

写真

 関東信越厚生局麻薬取締部が、乾燥大麻を所持したとして大麻取締法違反容疑で逮捕したヒップホップミュージシャンの男(44)が、逮捕容疑に加え、電子たばこで成分を蒸発させて吸引する「大麻リキッド」を所持していた罪でも起訴されたことが十二日、捜査関係者への取材で分かった。

 麻薬取締部によると、リキッドは大麻特有の臭いが少なく、外観も電子たばこ用のフレーバーと見分けにくいため摘発は極めて困難。

 全国の麻薬取締部が関わった事件で、リキッドの所持罪で起訴されるのは初めてという。

 リキッドは乾燥したものより成分濃度が高いが、インターネットで入手可能とされており、麻薬取締部は「大麻のまん延に拍車が掛かる危険性がある」として流通経路の解明を進めている。

 麻薬取締部が一月、自宅マンションで乾燥大麻約六百グラムを所持していた疑いで男を逮捕。小分けにされた大麻リキッド(計十四グラム)も押収し、乾燥大麻の五倍以上の大麻成分を検出したことから、東京地検が二月にリキッドの所持分と合わせて男を起訴した。男は大麻成分を濃縮したワックスも所持していた。

 男は公判で「六本木で外国人から買った。仕事のストレスがあり、リラックス目的で使用した」と証言している。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報