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【社会】

「かぼちゃの馬車」被害700人 弁護団近く告発状

 スルガ銀行・スマートデイズ被害弁護団などによると、シェアハウスのオーナーは約七百人。多くは東京都板橋区のシェアハウスの男性のように、スルガ銀行から一億円を超える融資を受けていた。弁護団は四〜五月、同行との交渉で、五十九人分の融資資料の開示を受け、少なくとも三十四人分で、給与所得や預金残高の水増しを確認した。

 弁護団は、融資を仲介した不動産業者や同行行員が資料の改ざんに関わった疑いがあるとみて、近く私文書偽造容疑などで警視庁に告発状を提出する方針だ。

 同行経営企画部の担当者は取材に「(融資資料に)改ざん事例があることを認識している。行員が直接関与したという事実は確認されていない」と答えた。

 弁護団は同行にシェアハウスの土地建物を渡す代わりにローン返済を免除する救済策を要求。同行は応じず、オーナーと返済金利の減額などの個別交渉をしている。

 弁護団とは別に、一部の被害者と代理人弁護士がスマートデイズなどを詐欺容疑で刑事告訴しようとする動きもある。

 同社の「かぼちゃの馬車」は二〇一四年以降、オーナーが建てたシェアハウスを一括で借り上げて管理し、家賃収入を保証するサブリース方式で急拡大した。

 

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