東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 5月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

パクさんありがとう 「盟友」宮崎監督ら高畑さんにお別れ

高畑勲さんの「お別れの会」で、あいさつする宮崎駿監督=15日、東京都三鷹市の三鷹の森ジブリ美術館で

写真

 「火垂(ほた)るの墓」などの名作で知られ、四月に八十二歳で死去したアニメーション映画監督、高畑勲さんのお別れの会が十五日、東京都三鷹市の三鷹の森ジブリ美術館で行われた。「お別れの会」委員長は宮崎駿監督。

 高畑さんが監督した「かぐや姫の物語」の音楽を担当した作曲家の久石譲さんや、親交のあった山田洋次監督、落語家の柳家小三治さんら約千二百人が参列。色とりどりの野の花が囲んだ祭壇には、笑顔の遺影が掲げられた。

 会の冒頭で盟友の宮崎監督は、新米アニメーターとして高畑さんと共に仕事をした日々を振り返り「パクさん(高畑さんの愛称)の教養は圧倒的で、僕は得がたい人に巡り合えたのだとうれしかった。パクさん、僕らは精いっぱいあのとき生きたんだ。ありがとう」と声を詰まらせ、涙をぬぐいながら語り掛けた。

 久石さんは、高畑さんがプロデューサーを務めた「風の谷のナウシカ」のことを思い起こし「無名の僕を起用してくれた。今日があるのは高畑さんのおかげです」と話した。スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫さんは、高畑さんが「平家物語」のアニメ化を構想していたことを明かした。

 高畑さんは三重県出身。一九七〇年代、「アルプスの少女ハイジ」などのテレビシリーズを演出し、日本アニメの礎を築いた。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報